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2011年 08月 23日

夏の健康教室2011:糖尿病はなぜ怖い?

8月22日(月) 糖尿病についての院内勉強会を開催させていただきました。ちょうど始まる1時間ほど前から雨が降り始め、あいにくのお天気でした。それにもかかわらず聴きに来て下さった方々も多くおられ、本当にありがとうございました。

日本で増え続ける糖尿病について、診断基準、さまざまな合併症、治療、心筋梗塞の予防、境界型糖尿病の意義、糖尿病を予防する生活習慣、低血糖の怖さとなど、お話させていただきました。準備をしながら、糖尿病という病気の奥の深さ、幅広さを、あらためて実感しました。以前に比べて糖尿病薬の種類も多くなり、当院でもインスリンやインクレチン関連薬を使用される方も増えてきました。そのような中でも、食事、運動療法の重要性は変わることはないと思います。

一方、循環器の領域では、いわゆる糖尿病予備軍の段階で、急性心筋梗塞などの虚血性心疾患にかかられる方も少なくありません。虚血性心疾患の予防には、血糖のコントロールのみならず、脂質、血圧の管理、禁煙、食事・運動療法など多面的な動脈硬化の予防対策が必要になってきます。これからも動脈硬化性疾患の予防に積極的に取り組んでいきたいと思っています。

10~12月は、心臓病をテーマに健康教室を開催する予定です。冬場なので、木曜日の午後など昼間の時間帯を考えています。詳細は、またお知らせいたします。

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大川内科
循環器内科・内科・老年内科
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by ookawa-naika | 2011-08-23 13:57 | 医療コラム

2011年 08月 17日

横矢勝展覧会とチェンバロ

香美市立美術館で開催されている、洋画家 横矢勝先生の遺作展(8/13~21)に行ってきました。
横矢先生の次女で、私が高知学芸中学1年生の時に英語を教わった石田多絵先生のチェンバロ演奏を会場で聴かせていただきました。目の前で生演奏を聴いたのは初めてで感動しました。毎日14時から演奏会があるそうです。

横矢先生は、教育者として多くの方を教え指導されるとともに、世界各地を旅行して絵を描かれ、90歳をこえてなお創作活動を続けられていたとのことです。お亡くなりになる前日に描かれた絵も展示されており、老年医学にかかわる一人として、その生き方に感銘を受けました。お孫さんやひ孫さんも登場する絵もあって、ほのぼのと心温まるひと時でした。
(ブログのアップが遅くなってすみません・・・)

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by ookawa-naika | 2011-08-17 19:23 | お知らせ

2011年 08月 06日

画期的な心臓の聴診の本が出ました

聴診で判る情報には非常に多くのものがあり、何より医師の身一つで瞬時に診断できる、という点から診察の土台と言うべきものと思います。しかし、聴診器は医師のシンボルとされながらも、聴診技術を効率的に習得するのはなかなか難しいというのが実情でした。

今回、「デジタル心音図との対比で学ぶ心臓の聴診」という本が、金芳堂から出版されました。古くからある聴診という診察の基本技術を、デジタル心音図という新しい機器を用いて、わかりやすく解説した本です。筆頭著者の山崎直仁医師は、私の研修医時代の指導医であり、身体診察の仕方、医師としての基本姿勢を教えてくださった先生です。研修医の頃、心臓の音を録音したテープを毎日ヘッドホンで聴きながら寝た、というエピソードを持つ、身体診察法の習得とその教育に情熱を傾けてきたドクターであり、高知大の老年病科では、山崎先生による心音のレクチャーが毎週あって、1週間の間に山崎先生が集められた心臓の音を、「目からウロコ」の講義と一緒に聴かせていただいたのを思い出します。

全編カラーで、デジタル心音図で客観的(視覚的)に聴診内容を確認しながら、DVDで心音、心雑音を繰り返し聴くことができます(DVDはイヤホンもしくはヘッドホンを使用して聴くように)。また、従来の入門書(テープやCD)は、1つの疾患につき代表的な(きれいすぎる)音しか収録されていないものが多かったのですが、この本は、実際の現場で集められた様々なバリエーションが75症例もあって多彩です。随所に散りばめられた金言の数々、学生や研修医にもよく分かる簡潔な説明と美しいレイアウト、循環器の玄人もうならせる豊富な症例とレベルの高い解説、が見事にマッチされていて、大変勉強になります。医学生、研修医、循環器に携わる医師にお薦めの一冊です。

金芳堂HPへ

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by ookawa-naika | 2011-08-06 14:04 | 医療コラム
 
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