2012年 10月 23日

秋の健康教室2012:大動脈瘤

 10月18日(木) 、大動脈瘤・大動脈解離についての院内勉強会を開催させていただきました。比較的なじみの少ないテーマにもかかわらず、多くの方が聞きに来て下さり、ありがとうございました。
 未破裂の胸部や腹部大動脈瘤は、症状のない人が多く、診断されていない場合が多いけれど、いったん破裂すると致命的です。破裂した場合、手術を行ったとしても救命率は低く、病院外の急死(突然死)の中にも、大動脈瘤や解離が少なからず含まれているだろう、と考えられています。

 大動脈瘤は、血管径が大きくなればなる程、破裂しやすいことが分かっており、早期発見が重要です。手術成績も向上しており、適切な時期に治療を行えば、命の危険を回避することができます。高齢で合併症のある方には、ステントグラフト治療という選択肢も注目されています。
 大動脈瘤は、CT検査で診断できますが、無症状の方に全例CTを行うというのは非現実的です。まずは、症状や診察、胸部X線で疑うというところが出発点になります。特に、腹部大動脈瘤は、拍動性腫瘤(お腹が膨れてきて、ドックンドックン拍動する)を自覚することがきっかけとなり、エコーで簡単に見つけることができます。

 次回は、11/15(木) に、「動脈硬化症」をテーマに勉強会を予定しています。四肢や首の動脈の病気のこと、動脈硬化の検査法について、など幅広くお話しさせていただく予定です。


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by ookawa-naika | 2012-10-23 17:20 | 医療コラム
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