2011年 12月 10日

秋の健康教室2011:心不全について

12月8日(木) 、心不全についての院内勉強会を開催させていただきました。残念ながらこの日だけ雨模様となりました。どうも私は雨男みたいです。それにもかかわらず、聴きに来て下さった方々、どうもありがとうございました。

日本では、高齢者の数が増加している一方で、循環器疾患の急性期治療の進歩で多くの方が救命できるようになりました。その結果、心臓病を患っても長生きされるようになり、慢性心不全で治療を受けている患者さんは増加しています。かつて米国の有名な学者Braunwald先生は、心不全と心房細動は21世紀の心臓病の重要課題であると指摘されました。高齢の心不全の患者さんにおいては、きめ細かな診療や生活上の注意点がとても大切になってきます。その意味で、当院の様な循環器診療所の役割もますます大切になるだろうと肝に銘じている次第です。

息切れやむくみ(浮腫)は、よくみられる症状ですが、様々な原因で生じます。このような症状に対して適切な初期対応をしていくことも私共の責務です。問診と身体所見(特に心音の正確な聴診)、胸部X線写真が、診断の基本になることは言うまでもありません。当院では、心不全マーカーの血液検査、心エコー検査、肺機能検査もすぐに行うことができますので、迅速な心不全の鑑別診断が可能であると思っています。

寒い季節になりました。風邪などをきっかけに心臓病が悪化しやすい時期です。ご高齢の方々におかれましては、外出時のマスク、うがい、手洗いをこころがけるとともに、室温(特にお風呂場)の調節に気をつけられ、健やかな年末年始を迎えられますようにお祈りいたします。

※平成24年について、1~3月は健康教室をお休みさせていただき、4~6月に企画したいと考えております。

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by ookawa-naika | 2011-12-10 17:45 | 医療コラム
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